現代人は新型の栄養失調か!DHA・EPA・DPAをダイレクトに摂る必要性がたかまりました.
戦後の栄養不足を補った学校肝油の歴史
肝油は、食糧事情が悪化した太平洋戦争後に学校給食の栄養を補助する目的で全国に普及しました。子供たちが夜、目が見えにくくなるなどのビタミンA不足は肝油で補われたのです。ところが加工食品全盛の現代人は戦後よりも微量栄養素やミネラルの不足に陥っています。栄養素が不足すると・・・オメガ3系の油を摂っても体で利用できていないかもしれません。体の中でDHA・EPAが産生されていない事態に・・・
『変換酵素』とは
サラダ等にかけて生食で頂く亜麻仁油、チアシードオイル、エゴマ油は優れたオメガ3系の油ですが、現代の日本人の栄養状態から推測すると・・・オメガ3摂取後のDHA・EPAへの『変換酵素』が体内でほとんど作られていない恐れがあります。つまり健康を意識して亜麻仁油などを摂っても期待した健康効果は無かったかもしれないのです。
◎加工食品全盛の現代人はカロリー不足にはなりませんが、食品の過度な加工により各栄養素が失われ戦後の食糧事情の悪かった時よりも栄養不良になる事態が起きています。ビタミンやミネラルが不足すると酵素を作ることも、酵素を働かせることもできません。代謝などの生命活動ができなくなるのです。『変換酵素』を体内で作り出すにはビタミンB6、マグネシウム、亜鉛、 ビタミンC、ナイアシン(ビタミンB3)などの栄養素が必要です。現代人にはこれらが不足している人が大変多く『変換酵素』の生体内での生産量は個人差が大きくなっています。食材からの摂取だけではDHAなどの必要量が満たされない恐れがあります。したがってDHAが直接摂取できるタラの肝油の必要性が高まっています。第三のオメガ3と言われるDPAも3カプセルに50.4㎎含まれておりEPAの10倍の効果があると言われています。タラの肝油にはビタミンA、Dも豊富に含まれ見る力にも丈夫な骨や歯を作るにも役立ちます。