色素栄養学による秘境の野生環境で育まれた色素栄養
-30℃を超す秘境の野生環境で三万年もの間、変化を拒み続けた果実です。
過酷な野生環境で自生する「古代のカシス」
野生種の植物色素には品種改良された栽培種のものと同じ成分であっても生体機能活性化物質の働きが際立っています。
「古代のカシス」は「古代食くろご・ペプチド」の構成成分のひとつであり機能性に優れた黒い野生種の果実です。日本においては国立旭川医科大学で色素栄養学の面から研究され、研究者からすべてのカシスの比較研究の基準になるといわしめるほど生命力に満ちています。
「古代のカシス」の発祥はシベリアのバイカル湖周辺から鳥獣に運ばれ中国の長白山脈の秘境に自生しました。現代では挿し木によっても増やされ野生と挿し木が混在しています。冬場-35℃、夏場+30℃以上の寒暖差に耐える野生果実です。一般的な植物は水分が凍り付き破裂するような苛酷な自然環境下で三万年以上にわたり変化を拒み続けている頑固な果実の古代種です。人の立ち入らない秘境ゆえ品種改良もなされていません。品種改良とは糖度を上げたり収穫に適すよう樹高を調整したりします。人には都合の良い品種改良であっても野生種の持つ生命力を失わせることにもなります。
栽培種のカシスは北海道にも渡来
一方ブルーベリーが人の手で栽培されたように、「カシス」もシルクロードを渡り人の手により栽培種となっています。ヨーロッパでは19世紀以来広く栽培され仏名カシス・英名、ブラックカラントと名を変えています。日本では栽培種のカシスは明治の始め頃に北海道に渡来してきましたが、一般にはほとんど知られていません。現在では青森県で栽培されています。排水のよい、やや粘土質を好みますが生命力が強いため極寒にも耐え、土壌も選ばず挿し木も取り木も出来ます。現代科学による研究も植物の黒いポリフェノールの色素栄養の面から旭川医科大学だけでなく世界中の大学や研究機関で盛んです。世界の製薬関連会社がプラントハンター(大航海時代に始まる有用植物を探索する専門家)を野生環境に自生する未知の植物を求めて世界の秘境僻地に派遣しています。未知の植物の作用が人々の救世主になる可能性があるからですが、既に漢方薬では気が遠くなるような時間と犠牲が費やされてきています。
また、歴史的な体験としてナポレオンの統治下のフランスで疫病の流行の折にワインやブランデーにカシスを加えペストの流行を抑えたと伝えられています。研究者が目を見張ったように様々な成分や機能性があるのですが、果実でありながら121℃ 20分の高圧蒸気減菌条件下の加熱実験でもその効力は変わらないとの研究も発表されています。お湯で割っても加熱料理に加えてもその機能性は失われません。
野生の機能性成分
「古代のカシス」は落葉潅木(かんぼく)で枝条(シジョウ・えだ)には特有の野生的な香りがあり5月、1房に5~10個の花が咲きます。果実は7~8月に黒色に熟し収穫時期により味も異なり濃縮液も成分調整をしないため、その都度味は異なります。アントシアニン・アスコルビン酸(ビタミンC)が特に豊富です。糖質は配糖体(ポリフェノールやサポニン・フラボン配糖体などを指します)の型で存在し食物繊維、リノレン酸、各種アミノ酸、各種微量栄養素、ビタミンB群、多量のタンニン、クエン酸、リンゴ酸、野生植物特有の各種機能性生体調節因子などふんだんに含みます。
国立旭川医科大学医学部 研究者の言葉
製品はph2.6でとても酸味の強い濃縮液ですが薄めて飲むと「野生の生命力が体に取り込まれると実感できる」と体感する人もいます。7倍に薄めると野生種のカシスそのものの味が再現できます。「古代のカシス」は収穫年度によって異なりますが100g中1800~3000mgのずば抜けた量の野生ポリフェノールを含有します。
「古代のカシス」の種に含有されるレスベラトロールは赤ワインの15倍の作用を持ちます。(この成分はブドウの実や皮を絞った果汁には含まれていません)
旭川医科大学による「古代のカシス」の研究者の言葉ですが『全ての色を超越した究極の黒い植物色素を含有するところの「古代のカシス」 学名 “雪の下科黒房スグリ” の野生種としての機能性植物因子(FANCTIONALPHYTOPIGMENTFACTOR)には目を見張るものがある。交配や品種改良などを行わず、土壌の質を人工的に変えていない大自然の中、冬は寒さと雪に、夏は猛暑と害虫に蝕まれつづけてきた黒加倫、かように過酷な環境条件下で強く新しい生命の再現を繰り返し今も尚、その野生種の歴史を守り続けて秘境の大地に咲く「古代のカシス」。その優秀な生命ゆうげん存続の力の秘密こそ「古代のカシス」のあの黒い植物色素なのである。』