ミネラルは栄養素の核
現代人に不足していると⾔われるミネラル。
ミネラルは5大栄養素のひとつで、微量ながらもカラダの組織をつくったり、調整したり、健康維持には欠かすことのできない栄養素です。
体に良いと言われる栄養素の代表格“ビタミン”などは意識して摂っていても、ミネラルが重要であることの認知度は低く、深刻なミネラル不足でありながら現代人はそれに気づいていません。
人間は酵素の働きがなければ生きていけませんが、その酵素をサポートするのもミネラル。酵素は特定された働きをしますがインスリンを作る酵素には亜鉛が必要です。
ミネラルは、私たちの健康はもちろん、生命を維持するために欠かせない核とも言える重要な栄養素なのです。
重要な働きをするミネラル
体の中でミネラルが占める要素はたったの4%。このわずかなミネラルが体内では重要な働きを担っており、ミネラルバランスが少し崩れるだけでも体には大きな差が生まれます。
ミネラルはエネルギーにはなりませんが、エネルギーを生み出すサポートをします。
体の動きを円滑にするための、“潤滑油”のような役割を担っているのです。
いくら良質な栄養を摂っても、それらをスムーズに動かす潤滑油がなければ、栄養素は本来の役目を果たすことができません。
ミネラルはチームプレー
ミネラルはそれぞれが互いに助け合いますが、サポートし合うミネラルはそれぞれ異なるため、どれか1つが足りなくなると他のミネラルもその力を発揮することが出来ません。
ビタミンやタンパク質、酵素もまた、必要なミネラルとの組み合わせがあってこそ、より力を発揮します。
これらをまとめて摂取することにより、個々の栄養素が効率よく働きます。
⼀種類だけ偏ったミネラルを過剰に摂取し、ミネラルバランスが崩れると、他の栄養素の働きを阻害したり、吸収率を低下させたり、思わぬ弊害を引き起こします。