パックスナチュロン 緑茶石けんはみがき
◆石鹸は5000年前頃から使用され歴史的にも安全性が確かめられています
本品は純石鹸歯磨きですから、廃液は一日ですべて自然に還ります
石鹸の発見は古代人が肉を焼くときに滴り落ちた油と、燃料にした薪が燃えたアルカリ性の灰と雨水が混ざり油脂が自然発生的に石鹸化したことから始まります。
石鹸は、油脂とアルカリ液を合わせないと作ることが出来ません。現代のアルカリ液は灰ではなく苛性ソーダであり、海水から作られます。海水(塩化ナトリウム)に電気を流すと塩素ガスと水素ガス、苛性ソーダに分かれます。油脂に苛性ソーダを混ぜると純石鹸が出来るのですが苛性ソーダは反応が済んでいますので危険性がなくなっています。
合成海面活性剤と油脂を混ぜた合成洗剤は誤飲すると危険ですが、本来の石鹸は間違って飲んでも、胃酸と反応すると元の油と塩に戻ってしまいます。また本物の石鹸であれば石鹸水を作りお酢を混ぜると油と塩水に分かれます。石鹸は歯磨原料として安全性の高い成分です。
◆廃液は魚の餌になります。
日本の水道水にはカルシウムが多く含まれます。お風呂のタイルなどに白く固まるのがカルシウムですが、石鹸は水道水のカルシウムと結合して石鹸カスが出来ます。これは川に流しても魚の高品質な餌となり、生育を助けます。実際に石鹸カルシウムは養殖魚の餌として使われています。